PaPaは能作で|父のダンディズム

2015-05-25

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・PaPa

能作独自の、「お父さん」をイメージした風鈴です。

能作の高岡銅器鋳造で培った職人の伝統のワザと、
デザイナーの自由な感性とのコラボから生まれた、
可愛らしい一品です。

仏具のおりんに使われる技術を応用した、
涼やかなヴィジュアルと静かな音色は、
これからの暑い時季には、「涼」を演出する恰好のアイテムです。

さて、そろそろ父の日も近づいてきていますので、
「父のダンディズム」と題して書いていこうと想います。

筆者は先日、池波正太郎氏のエッセー集「男の作法」を
読了しました。

氏は、「鬼平犯科帳」や「剣客商売」の人気シリーズでも
知られた、「男の粋」に精通しているコトで知られ、
氏自身も「ダンディな漢」として知られていました。

氏は言います。

身分制度は別として、
「日本というクニは、江戸時代から明治時代初期は、
男と女の役割の分化はあれど、男(夫)と女(妻)は、
お互いを尊敬・尊重する気風や文化にあふれていた。」と。

日本の文化に根ざした「儒教教育」、
江戸時代という時代が醸成した文化というモノは、
男と女の役割をハッキリ分けていたというコトは
あったかも知れないけれども、
男と女は、お互い尊敬し、尊重していたというコトが
言えるのではないかと、想います。

「明治維新」を契機とした、西洋文化の流入や、
産業革命は、効率化や男女同権を推し進めた部分は
確かにあります。

その一方で、江戸時代の太平の世で培った、
「文化先進国日本」の気風や文化を、
ある意味捨てたと、氏は言います。

江戸時代の頃の日本の気風や文化の中で生きたヒト達に
育まれた池波氏は、その気風や文化を体現できた
「最後のヒト」であったと言えるかも知れません。

「男女同権」、「ジェンダーの役割の希薄化」の流れの中で
育ってきた、今の「パパ達」は、「父のダンディズム」を
発揮するコトも気風も薄いと言えるかも知れません。

一方で、今、世界で「日本文化」が見直されている流れは、
望ましいと言えるかも知れません。

そういう「パパ達」の気苦労を少しでも労うために、
父の日にはお父さんに、「PaPa」を贈るのは、
イイかも知れません。

能作では、このような生活を彩るアイテムを多数扱っております。

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