へいりん-四角-白は能作で|伝統の歴史
能作独自の、四角いスタイリッシュなデザインの風鈴です。
能作の高岡銅器鋳造で培った職人の伝統のワザと、
デザイナーのおシャレな感性が融合して生まれた、
和モダンなアイテムです。
ヘアライン仕上げと言われる職人の繊細な工程のあと、
純白に着色して仕上げました。
トライアングルを想わせるクリアな音色は、
蒸し暑い日には、音色だけで「涼」を感じさせます。
さて、去る3月14日に、北陸新幹線の開業日を迎えました。
北陸新幹線の計画が持ち上がってから、約50年の歳月がかかって
開業を迎えたと言われています。
そして、高岡銅器の拠点でも、新高岡駅が新幹線駅として
開業しました。
今日は、高岡という町と高岡銅器の歩みに関して、
少し書いていきたいと想います。
元々、高岡という町は、町としての賑わいがある土地では
ありませんでした。
高岡のある地域は、元々、加賀藩領内でした。
加賀藩二代藩主前田利長公が自身の隠居城として、
高岡城を築き、町を「高岡」と名付けます。
そして、それとほぼ時を同じくして、
礪波郡西部金屋村に居た高名な鋳造師を、
高岡の町の金屋町に呼び寄せて銅器の鋳造にあたらせます。
それが、高岡銅器の産業としての始まりです。
高岡城自体は、「一国一城令」によって廃城となりますが、
仏具・釣鐘・銅像などの製造を中心として、伝統産業として、
高岡銅器の産業は残っていきます。
さて、能作の風鈴は、
仏具の「おりん」の技術を活かして、
真鍮の風鈴として生まれました。
これから、益々春めいていき、汗ばむ日も増えていきます。
この時季から、「涼」を感じる
クリアな音色の風鈴を用意しておきませんか?
能作では、このような生活を彩るアイテムを多数扱っております。
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