へいりん-四角-白は能作で|伝統の歴史

2015-03-16

10109 へいりん四角MW2
・へいりん-四角-白

能作独自の、四角いスタイリッシュなデザインの風鈴です。

能作の高岡銅器鋳造で培った職人の伝統のワザと、
デザイナーのおシャレな感性が融合して生まれた、
和モダンなアイテムです。

ヘアライン仕上げと言われる職人の繊細な工程のあと、
純白に着色して仕上げました。

トライアングルを想わせるクリアな音色は、
蒸し暑い日には、音色だけで「涼」を感じさせます。

さて、去る3月14日に、北陸新幹線の開業日を迎えました。

北陸新幹線の計画が持ち上がってから、約50年の歳月がかかって
開業を迎えたと言われています。

そして、高岡銅器の拠点でも、新高岡駅が新幹線駅として
開業しました。

今日は、高岡という町と高岡銅器の歩みに関して、
少し書いていきたいと想います。

元々、高岡という町は、町としての賑わいがある土地では
ありませんでした。

高岡のある地域は、元々、加賀藩領内でした。

加賀藩二代藩主前田利長公が自身の隠居城として、
高岡城を築き、町を「高岡」と名付けます。

そして、それとほぼ時を同じくして、
礪波郡西部金屋村に居た高名な鋳造師を、
高岡の町の金屋町に呼び寄せて銅器の鋳造にあたらせます。

それが、高岡銅器の産業としての始まりです。

高岡城自体は、「一国一城令」によって廃城となりますが、
仏具・釣鐘・銅像などの製造を中心として、伝統産業として、
高岡銅器の産業は残っていきます。

さて、能作の風鈴は、
仏具の「おりん」の技術を活かして、
真鍮の風鈴として生まれました。

これから、益々春めいていき、汗ばむ日も増えていきます。

この時季から、「涼」を感じる
クリアな音色の風鈴を用意しておきませんか?

能作では、このような生活を彩るアイテムを多数扱っております。

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