バンビーノは能作で|重い意味
2015-04-27
能作独自の、「男の子」をあしらった風鈴です。
能作の高岡銅器鋳造で培った職人の伝統のワザと、
デザイナーの「遊び心」の融合から生まれた、
真鍮製の涼し気な音色が特長の風鈴です。
「バンビーノ」は、イタリア語で男の子の赤ちゃんのコト。
今の時季、既に、夏日を観測する日も多いです。
端午の節句のこの時季、汗ばむ日には相応しい一品です。
一つ一つ職人の手仕事によって、仕上げられています。
それ故に、一つ一つ音色が違いますが、
それは、その風鈴の個性です。
さて、端午の節句の時季なので、それに因んだ話を
したいと想います。
富山県では、この地域独特の風習があります。
それは、一家の長男に「天神様」の掛け軸を贈るというモノ。
そして、それを、お正月に床の間に飾ります。
多くの場合、お母さんの実家から、
一家の長男に贈られます。
長男クンは、想います。
「お姉ちゃんの分も、弟の分もないんだな」と。
そして、ココロに「重い意味」を刻みながら、
長男クンは正月をいつも過ごして、成長していくのです。
「うちの長男クン、頼りないなぁ」と想っている若いお母さん、
多分、心配ありません。
長男クンは、何も言わなくても、
いろいろなコトを考えているモノです。
そして自分に、もしものコトがあったときの「算段」も
していたりします。
これから、端午の節句を迎え、汗ばむ日々も増えます。
子供たちの成長を願い、長男クンの背負っている
「重い意味」にも、意を酌んであげて下さいね。
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