2. シリコン鋳造
耐熱のシリコン樹脂の型を使って、
その中にとけた金属を流しこむことによって製品を成型する方法です。
低融点合金にもっぱら使われる方法で、能作の錫製品の一部は、
まさにこの方法でないと生み出されなかった、と言っても過言ではありません。
シリコン樹脂は気密性が高いので、この鋳型にとけた合金を
流しこむワザを習得するには、ちょっとやそっとの修練ではできません。
生型鋳造は砂をつき固めた型なので、型には空気の抜け穴として
細かいミクロの穴が無数にあります。
それに対して、シリコン樹脂の型は気密性が高く、
そのため、わざと空気の抜け穴を相当数あらかじめつくってあります。
生型のように自然にあらゆる場所から空気が抜けていかないので、
シリコン鋳造の場合コツがいります。
そのコツをつかめないうちは、うまく空気を抜いて
隙間なく合金を流しこむことができなかったり、
上の型と下の型の合わせ目から合金があふれでるという失敗が起こったりします。
ただ、生型鋳造に比べてシリコン鋳造では、
より精密な鋳物の製品をつくることができます。
そのシリコン鋳造によって生まれた製品が
「KAGO-スクエアM」や「KAGO-フレックス」といった、
自由自在に変形できるカゴシリーズの製品です。
「KAGO-スクエアM」、「KAGO-フレックス」を
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