蘭/RANは能作で|職人と百姓の息吹

2015-06-22

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・蘭/RAN

能作独自の、蘭をかたどったカワイイ風情の風鈴です。

能作の高岡銅器鋳造で培った職人の伝統のワザと、
デザイナーの自由な感性とのコラボから生まれた、
薫り立つような雰囲気を漂わせる風鈴です。

仏具のおりんの技術を応用し、
真鍮の涼やかな音色が特長です。

一つ一つ、ヘアライン仕上げと呼ばれる職人の
手仕事で仕上げられていますから、一つ一つ若干音色は
違うかも知れません。

ですが、そこは、それぞれの風鈴の個性と
受け取っていただければ、ありがたいです。

カラーは、シルバー、ゴールド、ピンクゴールドの
三種類からお選びいただけます。

さて、今日は二十四節気の一つ、夏至です。

一年で、最も昼間の時間が長い日。

まさに、これから、夏本番です。

夏至ともなると、高岡戸出七夕まつりが、
まさに、目の前に迫ってきています。

そこで、これから何回かで、
高岡戸出七夕まつりの魅力や、高岡市戸出町の魅力に
ついて、お伝えしていくつもりです。

先ず、高岡銅器の興りから、少し、説明していかなければ
いけません。

加賀藩二代藩主前田利長が、自身の隠居城とすべく、
高岡城(現高岡古城公園)に入城し、
同時に、高岡の街を発展させるために、
礪波郡西部金屋村(現高岡市戸出西部金屋)
から、銅器職人を高岡市金屋町へ移住させたのが、
高岡市及び高岡銅器産業の興りです。

その後、「一国一城令」により、高岡城は廃城となり、
公園として整備されるコトになります。

富山の県庁所在地である富山市は、
加賀藩の支藩として、「売薬さん」の根拠地として、
薬産業を中心に発展していきます。

一方、高岡市は、富山藩と加賀藩の重要な中継地として、
商業が発展していくコトになります。

高岡市の中心街が、「商業地」として発展していく
過程の中で、高岡銅器産業は、新たな場所が必要になります。

今、能作も含め、高岡銅器産業を中心として、
工業団地があるトコロが、高岡市戸出栄町というトコロです。

面白いコトに高岡銅器産業は、戸出という街から
高岡市の中心に引っ越し、また、戸出の街に戻ってきた
コトになります。

そして、戸出という街は、そういう職人の街であるだけでなく、
丁度、「砺波散居村」の北の始まりに位置しています。

「高岡戸出七夕まつり」は、そういう、
「職人と百姓の精神」が融合した、祭りの息吹があります。

「高岡戸出七夕まつり」の七夕飾りには、
風鈴が付けられていたりして、「涼」が演出されています。

能作では、このような生活を彩るアイテムを多数扱っております。

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